きのう、ママに心強いニュースが伝えられました。
乳児用液体ミルク、解禁検討
ついに!ですね。
震災時などの非常時はもちろん、日常的にも町中のコンビニで買えれば、育児はぐんと楽になっていくと思います。
私は、日本では出産直後(産褥期)のママのケアについて、知識そのものやサポートサービスがとても遅れているなぁと感じているのですが、産後ボロボロの身体と不安定な精神状態のときに、「いざとなったらこれがある!」という安心感といったらありません。
日常使いはできなくても、「精神的なお守り」という意味であるとないとでは大違いだと思います。
もちろん、病院に行くときや、お湯が手に入りにくいところや、ミルクを調合しているスペースの無いところでは大助かり。
ただ、液体ミルクの解禁が男性の育児に直接つながるか、という点では私もちょっと微妙だなと思う(働き方の見直しなど直接的なアプローチが先)のですが、いざという時に便利という点、もちろんパパにとっても有効です。
…と、嬉しいな〜と喜んでいた矢先、こんなことがありました。
今朝の電車の中で、60代くらいのおばさま2人組がこの話題について雑談していたんです(なんてタイムリー!)
「なにもそこまでしなくてもね。粉ミルクで十分じゃないの」
そして決まり文句のように「私たちの時代はさ…」とそれぞれの育児期の悲喜こもごもをお話していました。
日本には、まだまだ「3歳児神話」のように「小さいうちは子どものそばにいるべき」という価値観が根強いなと常々感じていますが、事実、そういう「家庭か育児か」の二者択一が多くのママたちを必要以上に悩ませているんですよね。小さいことだとしても。
No more 育児滅私奉公!
便利なんだから、使えるものは使えばいいじゃん!
ただそれだけです。
いま私たちが当たり前に使っている紙おむつのように、液体ミルクも「使って当たり前」な時代になればいいですね。