統計心理学i-color による「才能と強みの見つけ方」
『自分らしさ』ってなんでしょう。
人から「あなたらしいね」と言われたり、自分の行動に思わず「私らしくないな」と思ってしまったりという経験は誰にでもあると思いますがこの目に見えない『自分らしさ』ってどんなものでしょうか。
自分らしさはあったほうがいい?
ないとダメなの?
これまで多くの働く人を取材してきた中で、こうした疑問に数多く遭遇してきました。
私の個人的な見方ですが、らしさとは、「心から何かを楽しみ、熱中しいるときの顔」のことだと思います。その人の一番の「らしさ」がにじみ出ているのが「わくわくしているとき」だと思うのです。
人は「仕事が楽しい!」と感じるとき、図らずも自分の才能をフルに発揮しているものです。
自分の素質(生まれながらに持つ才能=強み)を知っておくと、より「自分に合った仕事」や「自分らしい働き方」が選択できるようになります。
そればかりではなく、ライフ(プライベート)にいても相乗効果が発揮されて良いご縁や楽しみにたくさん出会えるのです。
統計心理学i-color
(株)はぴきゃりが生み出した統計心理学 i-color は、生年月日をもとにその人の素質(生まれ持った才能)の傾向性を12パターン(タイプ)に分類しています。
Vol.1 世のため人のために新しい価値を生み出す『発案グループ』
i-color全12タイプは、価値観や行動の傾向性が近い3つのグループに分けられます。
今回は、世のため人のために新しい価値を生み出す『発案グループ』についてお伝えします。
■発案グループとは?
i-colorピンク “愛されキャラ”
i-colorオリーブ “向上心の塊”
i-colorイエロー “冷静な癒し系”
i-colorバイオレット “シミュレーションの達人”
別名「人志向」「プロセス主義」とも言われる発案グループに属する人は、
無意識のうちに以下のような思考行・動をとっているケースが多くあります。
お客さんの笑顔が仕事の喜びである
みんなと仲良くできる自分でありたい
やっぱり世の中、信用第一だと思う
買うならやっぱり本物がいい
「あなたしかいない」と言われると断りにくい
結果も大事だけどよいプロセスがあってこそ(プロセスに重きを置く)
「なぜ」「どうして」なのか、ちゃんと理由を説明してほしい
(説明してもらえないと納得できない・不信感が募る)
誰も引き受ける人がいない仕事があるとうっかりやってしまう
思い出の品はとっておきたい
アットホーム・和気あいあいな環境が好き
離職率が高い会社は嫌
この記事をお読みいただいている皆さんはいかがでしょうか?
ちなみに、私小山は根っからの発案グループです!(i-colorイエロー)。
人とはできるだけ争わず協力してともに成長したい気持ちがとても強い私です。
さて、そんなi-color 発案グループに属する人たちについても少しご説明しましょう。
【大切にしていること】
・人との信頼関係
・理念や思い、ストーリー
【好きなこと & 得意なこと】
・何も枠組みのないところから何かを生み出す
・人との長期的な信頼関係の構築
・世のため人のために頑張れる
・みんなで一丸となって何かをすること
【嫌いなこと & 苦手なもの】
・殺伐とした環境
・仲間はずれにされること
・人とのコミュニケーションがない職場
発案グループの人は、ゼロから1を生み出す創造的役割に優れているため、細かなルールや制約が多いと力を発揮しにくいことがあります。
事務所の立ち上げなど、何も整っていない状況で「こんな感じにしてほしい」と伝えたらよきに計らって親身に対応してくれるのはこのグループだったりします。
制約なく相手のためにと自分の好きにやり方を考えられることに、やりがいや喜びを覚えます。
人との信頼関係を大切にしているのでお客さんや取引先からの評価はバツグンです。
頼まれなくても、相手の信頼を裏切ることはできずWIN-WINの関係性を築きたいと思う性分ですね。
そんな発案グループですが、情に厚い分、人からの言動に傷つきやすいなど、ガラスのハートを持っています。
悪気なく発した言葉でも「自分が受け入れられていない」と感じて一度心を閉ざしてしまうと、その相手には頑なにコミュニケーションを拒否することもあります。
めんどくさい!と思われるほど、熱い想いや人間関係を大切にするので、それを伝えようと頑張るあまりついつい話が長くなる……というのもこのグループの特徴です。
次回は、アイディアを形にする役割表現グループについてお伝えします。
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