こんにちは!小山 佐知子です。
今日もモーレツに暑いです💦
暑さに弱い体のつくりは完全にママ寄りの息子(もうすぐ3歳)が、保育園に行く前、一丁前にダルそうな顔して「あ〜早く北海道に行きたいなー」なんて言ってましたが…
北海道も今30度あるらしいですね〜〜(STOP温暖化!)
梅雨も明けないうちから猛暑が続いていますが、ほんのひと時涼しい風を浴びてきました。
本当に風が気持ちいいキャンパスです。
以前マイナビで大学訪問のコンサルティング営業をしていた時はよく来ていたのですが考えてみたら今回、実に7年ぶりの訪問でした。(驚愕!!)
さてここからが本題。
このブログでも度々ご紹介しています、家族留学のmanma。
「いまの女子大生の手で安心して母になれる社会をつくる」をコンセプトに活動する女子大生の団体で、代表の新居日南恵(におりひなえ)さんはじめ、STAFF・社会人プロボノみんな温かい方ばかりでとても大好きな皆さんです。
さて、そんなmanmaプレゼンツの授業、今回はこの東京女子大学で「共生社会とジェンダー」の授業をご一緒させていただきました。
ちなみに1ヶ月半前にはmanmaの皆さんと法政大学にお伺いさせて頂きました。
今回の東京女子大授業のテーマは
「多様な母親のロールモデルを知ることで、”私”のライフキャリアを考える」
私を含む3名のワーキングマザーをゲストにパネルディスカッションを行いました。
◉3人目出産後に夫婦一緒に育児休暇を取得中の母
◉会社員をしながら個人事業主としても働くパラレルキャリアの母
◉予期せぬ不妊治療がきっかけでワークシフト、起業し働く母(⇦私)
↑この簡単なプロフィールだけみても面白いですよね?
本当に女性の働き方は一つじゃないんですよね!!
ところで。
この授業ではユニークな仕掛けをしていて、パネラー(ワーキングマザー)と学生は、授業中、双方向のコミュニケーションができるように設計されていました。
授業前半、私たちパネラーが自己紹介や各テーマについて応えているのを聞き、学生はその場で「もっと聞きたい!」と思ったことをポストイットにどんどん書き込んでいきます。
そのポストイットを授業後半にかけてSTAFFや先生が学生の席に取りに行き、回収。
壇上では特に気になる質問をピックアップしパネラーが応えるというものでした。
おお…なんというLIVE感!!!
なのでもちろん、寝ている暇なんてありません(笑)
私たちの話を前のめりで食い入るように聞く学生、うんうんと深い頷きで応えてくれる学生…
リアクションがいいと私たちも嬉しいです!
今回、私が伝えたかったのは主に3つ。
「就職・結婚・出産」は、すべて自分の近い未来の時間軸の中で起きること。
切り離して考えずに、ひとつながりにイメージしていくことが大切!
葛藤は自分が成長していくためのスパイス。
葛藤をしないほうがいいのではなく、葛藤する出来事が起きた時にどう乗り越えるか。
その力は一朝一夕には蓄えられないからこそ、日ごろから自分と対話する時間をとってほしい。
女性にやさしい職場=ずっと働きやすい会社ではない。
一般職だから長続きするわけでも、総合職だから疲弊するわけでもない。
女性はライフイベントに仕事がかなり左右されるけれど、そうした波をしなやかに乗りこなしていくためには、制約が少ない20代のうちにしっかりと成果を出し、「戻ってきてほしい!」と言われる人材になること。
「両立」は単なる制度の話ではなく、個人の意識レベルによってできる・できないが大きく変わる!
今回に限らず、過酷な不妊治療を経験した話をすると、学生からはだいたい
「キャリアのブランクは心配じゃなかったんですか?」と聞かれます。
もちろん、ブランク(と言うべきかは分かりませんが)を経験しとても不安になりましたが、それをも自分のキャリアの一個にしてしまうのが今回のテーマである「ライフキャリア」の面白いところだと思います。
ブランクと言ってしまえばそれまでだけど、成長するためのチャンスと捉えれば、辛い中にもポジティブに進む勇気が湧いてきますよ!
なーんて。
実際、渦中にいたときはポジティブさが半減したりしましたけど…ね。(人間だもの)
でも、本当に、今回話しながら、そして登壇を振り返りながらこうしてブログを書きながら、
ゆっくり落ち着いて内省している私がいます。
ありがたいことですね!
さて。
授業中には、前述したとおりたくさんのポストイット(質問)が寄せられました!
長くなってしまったので、この後のブログでは、東京女子大の皆さんからいただいた質問に
一つ一つお答えしていこうと思います!
お楽しみに♡